グローバル化が進んでいる社会で英語が話せたらな、、、。
なんて思う機会が増えたのではないでしょうか?
会社の同僚は英語ができて、
取引先の海外企業から電話がかかってきてもサラッと英語で対応している
なのに自分はなんで英語が話せないんだ。
悔しい。早く話せるようになりたい、、、。など
この記事では日本の教育で行ってきた受験のための英語勉強法
いわゆる読み書きができる英語の学習方法ではなく
英語初心者の大人が話すことができるようになるまでの勉強方法を解説します!
英語初心者の大人が初めにやってはいけない勉強方法
基礎がない英語初心者の大人がやってはいけないのが
いきなり英会話教室に通い始めるということ。
え?なんでいきなり英会話教室に通ったらダメなの?
英語話せるようになるにはためには近道なんじゃない?
そんなことを思う人が多いのではないかと思います。
ですが、基礎がない初心者の方が英会話教室に
資金投資することは、ドブにお金を捨てることになりかねないのです!
もちろん英会話教室に通うことが悪いことだとは言いません。
ただ英語初心者の大人の方にはお勧めしない勉強方法だと言いたいのです。
理由は単純!
基礎がないのに、いきなり実践をしているようなものだからです。
意味がわからないという人のために、これをスポーツに例えてみますね。
もしあなたが全くのバレーボール初心者で、ルールもわからなければ、
レシーブやトス、サーブといった基本動作ができなかったとします。
そんな状態で基礎を身につけることなく試合に出たとしたらどうでしょう?
練習になるどころか、何が何だかわからない状態になってしまいます。
何事にも段階があるように英語学習でも同じです。
ただ闇雲に始めるてしまうのはもったいないです。
ここでようやく基礎を固める大事さをわかってもらえたでしょう。
この基礎がない状態でいきなり実践に入ってしまうと、英語習得までに
余計に学習時間がかかってしまいます。
せっかく時間とお金を使うのだったら効率良く使いたいですよね!
英語初心者の大人が初めにやるべき勉強方法
まず初めにやってほしことは、基本的な単語を覚えること。
実はネイティブの日常会話では約3,000語ほどしか使われておらず
文法も中学校卒業〜高校レベル程度だと言われています。
つまりこの基本的な単語と文法さえマスターできれば
日常会話レベルの英語は理解できるようになるということが言えます。
これから単語・文法それぞれの分野ごとの勉強方法を解説していきます。
単語の勉強方法
初めは基本的な単語の意味を覚えていきます。
この段階で単語の意味を覚えるのと同時に発音も一緒に覚えましょう!
話すことができればいい人は、学校で勉強した時のようにスペリングまで覚えなくても大丈夫です。
全てを完璧にできるようにするには時間がかかりすぎてしまうので、
話せるようになりたいのか、もしくは読み書きができるようになりたいのか
自分はどんな未来を目指して学習しているかというゴールを決めてから
学習の方法を選んでいきましょう!
ご自身が使いやすいなと思う単語帳を購入していただき、その中にある単語を意味と発音をひたすら覚える作業を繰り返します。
単語帳はたくさんありますが、TOEIC用などではなく一般単語(高校受験くらい)のレベルのものを選ぶことをお勧めします。
参考までに私のおすすめの単語帳を載せておきます
あくまで初心者の方が日常会話レベルの英語を取得するための単語学習ですので
全ての単語を網羅することはできません。
勉強をしていく過程で、自分が知らない新たな単語が出てきた時は
必ず意味と発音そして文中でどのような使われ方をするのかに注目して
自分だけの単語帳を作っていくといいでしょう!
わからない単語を、絶対にわからないままにしないこと!
文法の勉強方法
単語学習と並行して勉強して欲しいのがこの文法。
よし!単語がある程度できたから英語話せるようになったかも!
と期待してしまいますが、文法を疎かにすることなかれ。
単語だけでも意味は理解できるかもしれませんが、実際に自分が英語を話すということになると
あれ、どう言ったらいいのかわからない。
と文を構成することができません。
逆に文法を知っていると、知らない単語が出てきたとしても意味が推測できる時があるので文の構造を勉強しておくといいでしょう。
受験勉強のようにガッツリと問題集を解くみたいな勉強法ではなくて、法則を理解することに重きをおいてください。
そして、大学受験に使うような難しいものは無視して大丈夫です。
実際の日常会話ではほとんど簡単なものしか使われてないので!
文法を理解して定着させることで英語が口からスラスラと出てくるようになります。
私が留学していたとき実際に文法の勉強に使用していた本を参考までに紹介します。
一億人の英文法 ――すべての日本人に贈る「話すため」の英文法(東進ブックス)
この文法の本は英語を話すことに特化した文法書で、ネイティブの感覚やニュアンスの違いなどをイラストを交えながらわかりやすく解説してあります。
勉強というよりは、へーなるほどー!と楽しみながら学ぶことができる一冊となっているので気になる方はチェックしみてくださいね。
発音の勉強方法
ここまでで英語のインプットの部分を終え、実際に声に出して練習していくアウトプットになっていきます。
発音はそこまでこだわらなくてもいいや。なんて思ってしまう人もいると思いますが、発音やアクセントのせいで通じないことがあって、留学中心が折れそうになった時が何度もありました。
あなたにはそんな思いしてほしくないのでしっかり発音マスターしていきましょう!
初めにおすすめなのが、発音記号の発音の仕方や規則を学習すること。
口の開け方や、舌の位置、空気の出し具合などそれぞれの違いを実際に真似しながら練習しましょう。ビデオを見てできた気にならないこと!
実際に自分が言ってみるとできない発音もあるので必ず声に出して練習してくださいね!
これをYoutubeで学習するといいです。
私のおすすめはRachel’s Englishさんのビデオです。
このチャンネルでは、発音記号ごとに口の動き、舌の位置、発音のコツをイラストと実際のネイティブの口元を見せながら解説されているのでとてもわかりやすいです。
全部英語での解説は無理だよ、、、。
という方はサマー先生のチャンネルでも発音の基礎を日本語で解説しているビデオがありますのでこちらで勉強してみてください!
基礎をマスターすれば、次は単語の中での発音練習をやりましょう!
単語帳の音声を利用してやると、意味も確認しながらできるので一石二鳥ですね。
気をつける点として、発音も大事なのですが、単語のどの部分にアクセントがついているか単語の強弱にも注目してください!
【実践編】初心者の英語勉強方法
これまでに身につけてきた基礎をもとに、今度は単語レベルではなく、文章にした英語を使って勉強していきます。
上記でお勧めした単語帳は短い文で単語を学習できるものなのですが、そういった簡単な一文を意味と発音両方を覚えるようにしましょう!
この時に注意して欲しいことがあって、英文の意味を日本語訳で捉えるのではなく、頭の中のイメージとして捉えて欲しいのです。
例えばここにリンゴがあるとして日本語の時は何も考えることなくリンゴと言えますが、英語だとリンゴ=Apple と脳内で英訳してAppleと言いますよね。
これではいつまで経っても日本語脳から離れられずに、常に頭の中で日本語と英語の翻訳をし続けないといけなくなります。それでは違和感がある英語になってしまう時がありますし、発言するスピードが遅くなってしまいます。
英語が話せる人はいちいち日本語に変換していないのです。英語を英語として理解しています!
ですので英語で理解するための練習として、まずはこの短い文を発音練習するときに、日本語訳を思い浮かべるのではなく文章内の動作をイメージしながら声に出すようにしましょう!
例)I go to work everyday.
この文を覚えているとします。
日本語訳は毎日仕事に行くですが、日本語訳ではなく実際に毎日仕事に行くという動作をイメージしながら練習してください。
こうすることで日本語→英語ではなく
行動・現象 → 英語と直接英語が浮かんでくるという脳、すなわち英語脳を育てることができるのです!
簡単な文が頭に入っていれば、いざ英語を話すというときにサッと口から出るようになるし、同じ意味じゃなくても自分で言い換えることができるようになります。
初めは文単位の英語になれるくらい同じセンテンス(文)を繰り返し練習しましょう。
ポイントは100個の文を一回ずつよりも、10個の文を100回ずつ練習すること!
同じものを繰り返し練習して定着させるってことだね!
考えなくても口から英語が出てくるくらいまで自分のものにするね!
英語で会話をしてみよう
え?もう会話するの?自信ないよ。
そう思った方がいるかもしれません。ですが、会話すると言っても初めから誰かと英語で会話する必要はありません。
自分に英語で話しかけるのです。
例えばお風呂に浸かっている間に、今日1日の出来事を英語で言ってみる。もしくは日記を書いてみる。
表現方法がわからなかったら、調べて新しい語彙だったりフレーズをインプットしましょう!
それと同時に言いたいことを簡単な日本語に直して英語にするということを意識してください。
初心者の方によくあるのが、日本語をそのまま英語にしてしまうこと。
そんなに難かしく考える必要はなく、簡単な日本語に変えることで意味は同じなのに英語にする難易度が下がります。
知識を英語でどういうかわからないとします。この日本語を簡単にするとしたら
人の話を聞くと、何か学ぶことができる
と言い換えれますよね。
こうすると英語に変換しやすくなります!
→ You can learn something by listening to others.
初めは別に声に出さなくても、頭の中で会話するだけでも大丈夫です。
ここでの練習は自分が思っていることを英語にすることが目的。つまり英語の文章を組み立てる練習だから声に出さなくてもいいのです。
この練習に慣れてきたらシチュエーションを決めて練習する
例えば
・海外の空港で航空会社のチェックインカウンターの場所を聞く
・スーパーでの買い物の時の店員との会話
・レストランで注文する
・ファストフード店で注文する
・ホテルでチェックインする
・映画のチケットを購入する
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こうすることで表現の幅が広がり、そうゆう状況になった時に焦らなくて済みますよね!
【超実践】ネイティブと会話しよう
結構英語が話せるようになってきたら積極的にネイティブと会話しましょう!
日本にいてもネイティブと繋がることができるのが言語交換アプリです。
私も実際に使用していたのがハロートークです。
ハロートークでは日本語を学びたい英語のネイティブと英語を学びたい日本人を探すことができ、お互いに言語を教え合うことができます。
ハロートークではアプリ内に通話機能があるので、そこで知り合ったネイティブと会話の練習をするこができます。
もちろん一方的では相手の方の勉強にならないので、20分あったら、10分は日本語残りの10分は英語など決めて練習するといいですよ!
無料で使えるアプリなので、ぜひ積極的に活用して英語力の向上を目指しましょう!
まとめ
・英語学習のゴールを決める
・英語初心者の方が初めにやるべきことは単語・文法のインプットから
・発音の基礎をマスターしてから単語→フレーズと繋げていく
・独り言英会話で英語の文を組み立てる練習をする
・直接英訳するのではなく簡単な日本語にしてから英語に
・ハロートークでネティブと会話をしてみて実践を繰り返す
でした。
英語力はすぐには身につきませんが毎日コツコツ積み重ねれば必ず成果が出ます!
そして言語は使わなければ忘れてしまうので、英語にふれていくことを大事にしてくださいね。
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